先日、いつものように、勉強会を始める為にスカイプで画面を開きました。
ところが映像が暗くて、画面が見えないのです。
その日は、いつもより1時間、早い開始時間になったのもあり、段取りが上手くいかず、いつもなら、5分前にはスカイプを開始するのですが、開始が1,2分後に時間が迫っていました。
このことが一瞬にして、自分を責める意識につながりました。
もっと前から確認しておけばよかったのに!5分前に始められなかった、ダメな自分。そのような自分を責める言葉が自分の中で飛び交います。飛び交いながら、明るさなどの設定を変更しますが、全く効果がありません。こんな時は、一度パソコンをシャットダウンさせるしかありません。
もう開始時間になりそうですが、このままだとできない!と思い、
シャットダウンしました。立ち上がるまで数分あります。
その間にも頭はぐるぐる回転しています。
これで解決しなかったらどうしよう・・・。
そうだ、カメラを変えよう!他のカメラを準備していたら、
時間が過ぎても始まらないのを心配した、生徒さんから着信がありました。
ちょうどパソコンが立ち上がったタイミングでした。
生徒さんから連絡をもらうなんて、、、余計焦る私。
焦りながら開いて、事情を説明してみますが、生徒さんの映像もなんだかいつもより薄暗い。。。。お互いが、うっすら見える状況。
焦りながら状況を説明すると、
このままでいいですよ。とやさしく声をかけてくれました。
その声に、カメラをガチャガチャやっていた私も少し、落ち着いて、勉強会を開始しました。
とはいえ、授業の内容も難しいものだったので、気持ちを取り戻さなくてはと思うのですが、準備不足だった自分を責める気持ちが、奥底に渦巻いて、それを感じては、身体がこわばり、焦りが募っていきました。
今、冷静になってみると、本当にちょっとしたことでした。
ごめんなさい。映像暗いのでシャットダウンしてました。遅れてごめんなさい。
それで済む話だと思います。ここまで焦る必要ないと思うのですが、突然の事に、隠れていた、自分を責めるスイッチにスポッと入ってしまったのだと思います。
まだ、残ってたんだな・・・。
割といつもは、悠々自適に過ごしている様に見えると思います。自分でもあまり焦ることはなくて、逆にそういう事を楽しめるタイプでもあります。なので、焦った自分が不思議で面白くもありました。
「自分を責めて良い事ってありますか?それより対応策を考えたほうがいいですよ。」
相談会で私がよくいう事です。自分に言ってあげたい。
野口整体の野口先生の言葉が好きです。その中に、
大股にゆっくりと
いそぐな 翔るな いつも悠々と
楽々悠々 スラスラ容易に いつも何事も
という言葉があります。
そうありたいと、いつも思っています。
だけど、それには、そこに至る道があるんだなと今回経験してわかりました。
自分を責めるというのは、この悠々する気持ちと逆のところにあります。自分では、まだきがついていないそういう癖を一つ一つ手放した先に、その楽々悠々があるんだろうな。
今回はそれに気が付くよいきっかけになりました。
ちなみに、その後、映像はだんだん明るくなってきました。
いつもと時間が違ったため、日の光が入ってくる角度の影響を受けていただけでした。
焦る必要も、自分を責める必要も全くなかったのです。
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