11月の過ごし方 2025

秋という言葉がなくなってしまうのでは?というくらい、暑い時期が終わったと思ったら、急激に寒くなりました。

この変化は身体には負担のようで、風邪が流行っているようです。

ひと昔前までは、こんなにこの時期流行っていたかな?季節の変わり目の風邪というと春という印象でしたが、気候の変化によって変わってきているように感じます。

急激に寒くなると身体を暖かくするのに、身体の機能は大忙しです。胃腸の動きがゆっくりになるので、食欲が落ちるはずというのを、10月にも書きましたが、
それを感じた方いますか?

それを感じられたら身体の声をきちんと聴けています。

食べる量は、身体の声に合わせて、だいぶ少なくして様子をみてください。冬の身体になったらまた食べても大丈夫です。もし、分からなかったという方も、意識して減らしてみてください。この対応ができると、秋から冬へかけての体調不良は防げます。

とはいえ、わかっていても、食事の量を減らすのは難しいものです。

秋は、収穫の秋でもあり、おいしいものがいっぱい。

また、イベントも多くて、今日だけ。というのを毎週のように繰り返してしまったり。

私も、小食にしてくださいと相談会で伝えながら、自分は食べてしまって、体調を安定させられずに過ごすことが多く反省ばかりです。

スープの時期

この時期は、暖かいスープをたくさんのんでください。

のっぺい汁やすいとんのお汁、けんちん汁や豚汁など、様々な汁物が日本にはあります。寒くなったら毎日たくさんの汁物をとることで、食べる量を減らすことができるというメリットもあります。
スープを作るのは時間がかかりすぎる!と思う方は、お椀に、とろろ昆布やお麩、梅干やネギなどと味噌をいれて、即席の味噌汁を作ってもらってもです。

子どももこの時期は暖かい汁物をたくさん食べてくれると思います。具は少なくても大丈夫です。

この時期は、乾燥の時期です。塩っけのある暖かい水分の吸収がいい時期でもあります。身体が乾燥することは風邪にもつながりますし、寒さをより感じやすくなったり循環が悪くなったりします。しっかり暖かいスープで水分をサポートしてください。

厚着をする

寒かったり暑かったり、よくわからない気候です。それに、暑かった季節が長かったので、どうしても、薄着になりがちですが、なるべく暖かい恰好をしてください。まだ、コートは早いと思いがちですが、誰よりも先にコートをきてください。

この時期は、寒さに身体が慣れていないので、冷えを感じやすいですし、身体がしっかり冬の身体になっていない場合、寒さをため込んで風邪になってしまいます。

この時期はしっかり厚着、逆に年末すぎたら、薄着になっても大丈夫です。

お月見の時期

夜が長くなってきます。この時間を上手に使ってください。

星もきれいですし、夜はだいぶ寒くなるので、暖かい飲み物を飲んだり、部屋を暖めて好きな事をするのにも適しています。

夜をしっかり感じて、夜だからこそできる事をしてください。

お月見は、とても最適だと思います。自分の心地よい状況で、のんびり月を見ることによって得られることはとても大きいです。夜の気というのがあると思います。

明かりの下にいるだけでは、夜の気が不足します。しっかり補ってください。また、ゆっくり流れる時間をかんじてみてください。それが、これからの冬を過ごしていくための蓄えになります。

日が暮れる、日没を見るのもいいと思います。忙しい時間帯ですが、日没を感じるというのも、身体のリセットにつながります。

特に、年末に体調を毎年崩すなんて方は、この時期にゆっくり夜を感じてもらえるとよいと思います。試してみてください。



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日本ホメオパシーセンター京都京田辺 結恩