ファー・イースト・フラワーエッセンス

フラワーレメディに出会ったのは、18年前です。ホメオパスになる前に、バッチホリスティック研究会にてバッチフラワーレメディの勉強をしました。

ホメオパシーを勉強してからは、好転反応がひどかった時や、精神的に辛いことがあった時、場の浄化のようなことにフラワーレメディを選んで摂っていました。ホメオパシーより気軽にとれるので、風のひき始めや、頭痛の時など、さっと選んでよくとっていましたが、ホメオパシーの勉強をしていくに従い、ホメオパシーのレメディで事足りるようになり、だんだん、使わなくなっていました。

ホメオパスになってからは、精神的に不安定になるクライアントさんに、ホメオパシーのレメディと同時にフラワーレメディも選んで摂ってもらうこともありましたが、あまり頻度は多くなかったです。

フラワーレメディというのは、ホメオパスでもあった英国の医師エドワード・バッチ博士が生み出したもので、38種類あるのですが、それで完成されているといわれています。

だけど、その後、イギリスをはじめ各国で様々なフラワーエッセンスが生み出されて行きました。それぞれに特徴があり面白く、新しいフラワーレメディに出会うといろいろ試していましたが、試せば試すほど、日本の花のフラワーレメディがあったらいいのに。と思うようになっていきました。

4年前日本の花で作られた、ファー・イースト・フラワーエッセンスができたときは、大変うれしかったです。

だけど、そのラインナップを見たときは、がっくりしました。地味な花が多いからです。この花、好きだから摂ってみようと思えるような花はなく、道端に咲いて落ちているような花ばかりでした。

また、説明もわかり辛く、どれも控えめでした。激しい勢いがあるものはなく、地味で控えめ。特徴もなく、どれがいいのかわからない。そんな印象の出会いでした。

2年ほど自分でいろいろ試して使いながら、研究を続け、イメージをつかみ始め、2年ほど前からクライアントさんにも選ぶようになりました。
自分で使っていても、なんとなく、いままでのフラワーエッセンスとは違うという感じがありましたが、私が驚いたのは、クライアントさんに選ぶようになってからです。

「このスプレーに助けられました。」「このお花、ずっと昔から好きだったんです。どうしてわかったんですか?」「子どもの頃からあった頭痛がこのスプレーで楽になりました。」等、とにかく喜びの声をいただくことが多いのです。

現代は、摩擦の多い社会なのでしょうか?相談会に来られる方にも、精神的ストレスを感じている方が多いです。初回でその方がその方自身の生き方ができるようになるまでにできればいいのですが、そうなることはなかなかなく、その人が生き生きと生きられるようになるまで、何回かセッションの必要があります。それまでの間、現在のストレス社会から弱くなっている部分を守ってもらえればという思いで、フラワーエッセンスを選ぶことが多いのですが、見事にその仕事をしてくれます。

地味で控えめな花が多いですが、日本人の心には日本の花が響くんだなと実感しています。少しづつ追加されていて、またどれも興味深い花ばかり。

パッと見て、美しい!というわかりやすい美しさではないですが、知れば知るほど、はっとするような、凛とする美しさ。じーっと見つめていると、少しづつ心に広がっていくような美しさがここにはあると思います。
それは、クライアントさんも同じで、セッションを重ねるごとにそのような美しさがにじみ出てくるなあと感じています。これこそが、日本人の美しさなのかもしれないですね。

ホメオパシーのレメディとはまた違い、大変助けられています。
気になるお花があったらぜひ試してみてください。



日本ホメオパシーセンター京都京田辺 結恩