風邪をひいて

この冬、体調を崩しました。

寒さがきつかったうえ、急に暖かくなったので、同じように、体調を崩されている方も多いと思います。

体調不良になって、
真っ先に思ったのは、冬の畑をしなかったせいだ!ということです。
今年は、冬野菜の種まきに失敗し(成功したことはほとんどないのですが)やる気をなくし、ほぼ畑をしませんでした。
相談会や勉強会等そして、メールのやりとりなど、一日ずーっと座っている毎日。寒さも手伝って暖かい部屋からほとんど外へ出ない生活。
歩くだけでも重い身体に、身体を動かさないといけないと感じてはいましたが、こなさなければいけない日々の事をいいわけに、どんどん重くなる身体を見ないふり。
全く動かず、外を見ては、寒そうだなと思っていました。

また、このブログでも書きましたが、2月は糖断ち&小食の時期です。
なのに、今年は全くそれが実行できませんでした。
2月を横目に見ながら甘いものを食べ。食事もお腹いっぱいになるまで食べ。
なんだか、食べても食べても食べられる。そういう時は風邪をひく前触れです。

そうわかっていても、本人は気が付かないもので、
案の定、2月に体調を崩し、その後もしばらく、畑への気持ちは失われたままだったのですが、

3月急に春になり、暖かくなってきたら、毎年やっていることだからでしょうか?
ジャガイモを植えなければ!と突然思い立ちました。

畑はいきなりジャガイモを植えても育ちません。準備が必要です。体調の戻った身体で、いそいそと畑仕事をしながら、思ったのは、そもそも、冬の畑に立てなかった時点で体調が悪くなっていたんだということでした。

私自身の自覚としては、2月に体調を崩す直前まで、体調に全く不安がありませんでした。元気いっぱいに過ごしているつもりでした。だけど、水面下では、体調不良が少しづつ進んでおり、そしてついにこの2月に症状として出たのだと気づいたのです。

体調不良というのは、何から来るんでしょう?

肉体的なストレスもありますし、精神的なものもあると思います。
人は常に元気でいられるわけではありません。それは物でも同じです。メンテナンスをしないと劣化して壊れてしまいます。ちょっとした衝撃や経年劣化による変化を少しづつカバーする必要がありますが、それに気が付かずに進むことで大きな故障になります。
それが風邪なんだと改めて実感しました。

大きな変化を経て、また自分の身体と向き合います。ここがすり減っていたんだなとか、ここが傷ついていたんだなとかを知って、ケア。

ある日突然壊れているのではなく、そこまでに長く兆しがあるんだな。
それに気が付かなかっただけなんだなと思いました。今年こそは、小さなすり減りに早めに気が付いて、大きな体調不良をおこさないようにしたいです。


もう一つ思ったことがあります。

畑に出るようになり、ジャガイモを植えた頃、
この時期に風邪をひいてよかったなと思ったのです。
身体が緩んでいく時期なので、暖かくなるにつれ、元に戻っていきやすいように思ったからです。

これが、夏や秋だったら、身体が締まっていくので、その状態をキープしてしまうかもしれません。そうしたら長引き、春に再び風邪をひかないともとに戻るのは、難しいです。

早春~春に風邪をひき、自分の身体の不調と向き合い、そして再び動き始めまる。

昨年の反省点をもって進み始めるのに、風邪にこんなに適した時期はないと思います。


今年はなにをしようかな。

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日本ホメオパシーセンター京都京田辺 結恩