5月 子供の風邪

今年の連休は次々と子供たちが風邪をひきました。

今も、寒暖の差が激しいのもあり、風邪が流行しているようです。
風邪の経過の参考にしていただけるかわかりませんが、我が家の経過をご紹介します。

11才男の子

最初に風邪をひいたのは、11才になった、末っ子でした。
連休初日
川遊びをして、びちょびちょに濡れた服で夕方まで遊び、

夕方その恰好で、自転車で帰ってきました。

寒い寒いと帰ってきたようですが、その日、彼の帰宅時間に私は家におらず、
さらに遅くに私が帰ってきた頃には、すっかり服も体も乾いていました。

濡れたならお風呂で暖まりなさい~と伝えて、早めに寝かしつけましたが、
翌日、あきらかに声がおかしい。鼻水ずるずる。咳もしている。

ちょっと顔が赤いので熱があるかもと思いますが、本人はふらふらしながらも
元気なようで、喉が痛いとも、ふらふらするともいいません。

子どもの場合は機嫌が一番のバロメーターです。

外で遊びたいというので、「いいよ~」といって遊ばせていました。
遊んでいるうちに治るかな?と思っていましたが、読みは甘く、お昼に戻ってきたら、
さらに声が、ガラガラになっていました。

「寒くない?」と聞くと「大丈夫!」といいましたが、午後は冷えるので、午後からの外遊びは上着を着ていくように伝えました。

夕方、遊び疲れて帰ってくると、「寒い」と一言。
そのまま、お風呂に入れました。
お風呂でよく温まって、早めに寝かしつけ。

この日がピーク。
その後、3日ほど咳は、続きましたが、日常を過ごしながらこの風邪はよくなりました。

子どもの風邪は、機嫌がよければしっかり遊ぶのが一番。
ただし、冷えるとよくないので、そこは要注意です。

特に、小さくなればなるほど、冷えの影響は大きいです。
まだ幼児や低学年のでしたら、寒くなる前に遊びをきりあげてください。
どんなに暑い日も、3時以降は冷えてくるとおもってください。
特に寒暖の差が激しい時期や風の強い日は、きをつけてくださいね。


15才女の子

末っ子の風邪がよくなったころ、次女が風邪をひきました。

休みの日とはいえ、11時になっても起きてこないので部屋に行くと、

「だるい。頭痛い。」

次女は咳ものどの痛みもないようで、末っ子の風邪とはちょっと違う。
ただ、だるくて頭が痛い。起き上がるとふらふらするということ。

前日、ディキャンプに友達家族と家族みんなで遊びに行き、一日外に出ていました。

次女は、気遣いの人でもあり、一日友達家族と過ごしたのは、彼女にとっては
心理的にかなり疲れたという影響がありそうでした。

また、この日は彼女の誕生日でもあり、キャンプから誕生日会と盛りだくさんの内容でした。喜びから体調を崩すのも彼女の特徴で、そういう心理的な風邪だろうな。

「ゼリーが食べたい】
というので、近所へゼリーを買いに行きました。
それを昼・夜と食べて、あとは、一日寝ていたら、翌日にはすっかり元気になっていました。こちらも熱があったかは、不明。

次女は、一番風邪の経過が上手で。基本風邪をひくと一日でよくなります。
遊ぶというより、ただ一日ずっとお布団で一人寝て、経過させるタイプです。

このタイプの子は自分で必要な物をわかっているので、欲しがるものを与えて、時々様子をみてあげるとよいです。暖かい気持ち向けてもらっていると本人が感じられることが大切だと思います。いつもは食べないようなものを、わがままを言って欲しがることもありますが、この時ばかりは用意してあげるようにしています。


18才女の子

最後は、長女。
大雨が降った連休最後の日、傘をささずに出かけてずぶぬれになったそう。
夜遅く、咳をしながら帰ってきて、寒気がするとのこと。
さらに、内太ももにじんましんが出ている!

彼女は、疲れると蕁麻疹がでるのです。連休中、バイトと遊びに明け暮れて、
帰宅が遅い日が続いていました。

お風呂に入って、すぐ寝るように指示。
翌朝もかなり辛そうでしたが、疲れてるからだろうと思い送り出しました。

ところが、学校に行き帰ってくると、

「寒気とほてりが交互に来て辛かった~とのこと。
今も寒気がするから絶対熱があると思う!」

そこで、熱をはかると、37.5度

「え?もっとあると思う~授業中の方が高かったのかな?」とのこと

熱が内にこもっているのかな?とにかくだるい。といって、咳も鼻水も
出ており、顔にも覇気がありません。これから、熱があがるかな?
本人もかなり体調が悪いようなので、

ホメオパシーのレメディ・ソーファ―を2粒摂るように伝えました。
(このような風邪に良いというのではなく、彼女の根本レメディです)

レメディを摂ってもらって、
「一番はよく寝る事だから、お風呂入って早めに寝なね。」と伝えるも、

「課題があるから寝てられない!」とのこと。

そのまま深夜まで課題をしていました。翌日、大丈夫かな?
と心配していましたが、翌日には、すっかり元気になって、学校に行きました。

こちらも、咳は、数日残りました。末子の風邪と同じ経過ですね。


振り返ってみると、お風呂に入るか、寝るかしかしてない。。。
季節の変わり目の身体のちょっとした不調だったようです。
夏の身体への切り替えだったのかな?

本来この時期は、感染症が流行る時期でもあるので、
なにかの感染症の可能性もあるかも。

また、この5月は埃などがまっているようでしたので、その影響もあるかもしれません。

人には、風邪を経過させる力があります

気が付いたこととしては、
だんだん、大人になってくると、身体を休める事より他の事を優先してしまうんだな~
ということ。だからレメディが必要になってくるのかもしれないです。

子どもも、大人も自分で風邪を経過させる力があります。
・その子がしたいように過ごさせてあげる事。(休むというより遊ぶ方がいい子もいます)

・汗を冷やさない事。

・話を聞いてあげる事。

そして、

・安心してぐっすり眠る事。

これだけで、子供の風邪は経過していくことが多いと思います。

だけど、大人はそうはいかないですよね。
したいようにするというのが、まず難しい。。。
リラックスも難しい。ゆっくり眠るのも難しい。

それで、いつまでも体調不良が続いたりしてしまいます。

大人も子供も同じです。

せめて風邪をひいたときは、なるべく自分に標準をあてて過ごせるといいと思います。

風邪は、それを教えてくれる、よい機会だと思います。


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