梅雨時期の気持の弱り

7月になりました。今年は梅雨が長いですね。地域によるようですが、雨がかなり多いところもあるようで、大変な地域もあると思います。

この時期、身体がだるかったり、予定をこなすのが億劫に感じたりしていませんか?
朝、起きた時、また一日が始まったと辛い気持ちになったりしていませんか?

なんとなく、気持ちが落ち着かなかったり、ネガティブ思考になったりする方の多い時期でもあります。

梅雨が明けて、夏が始まると気持ちも晴れて前向きに考えられるようになったりもするのですが、今年は、梅雨が長いので、気持ちが弱っているまま日々を過ごされている方も多いのではと思います。

暑い夏が来ると思うとそれだけで、嫌な気持ちになって鬱々とするという方もいました。

気持の弱りの原因

この、気持ちの弱り、心が弱っているわけではないんです。

弱っているのは身体なのです。

まず、この時期、低気圧に覆われています。気圧に影響を受ける方って結構います。

気圧の変化に弱い方というのは、自分という核が少し揺れている方に多く、そこをしっかりさせていくことで、影響を受けにくくなるのですが、それは、またどこかで詳しくお話させていただければです。

この気圧に変化を受ける人達がまず、5月終わりや6月に体調を崩していきます。
喘息気味の方は、咳がでてきたり、頭痛もちの方は、頭痛がしたり。

身体が重くて、いつもしていることができにくくなっていったり。
免疫が低下して、感染症にかかったり。

気圧の変化を受けない方も、さすがに温度差の変化が激しくなってくると、体力を奪われていきます。朝晩の寒暖差くらいならまだいいのですが、ムシムシとした湿度の高い日は、エアコンが活躍し始めます。

涼しいと思って外に出たら暑い。そして、汗をかいたと思ったら、涼しい室内に。

寒暖差自体は、身体に負荷を与えるだけではないです。

良い点もあります。身体の巡りをよくしてくれるのです。この寒暖差があるからこそ、暑い夏へ向けての身体が作られるじきでもあります。

サウナなどもその理論ですよね。

では、なぜ、この寒暖の差にやられてしまうのかというと、実は汗の問題なのです。

日本にはおしぼりという文化がありました。今も残っていますが、それでごしごし身体を拭くことはよくない印象ですよね。でも、そうしてもらう為におしぼりはあります。

汗が冷えるというのが身体を壊してしまうのです。

気圧の変化や汗の冷えという身体をじわじわと弱らせる要因によって、身体がすっかり疲れてしまっているというのが心の弱りの原因なのです。

身体の不調は、まだ感じていないという方も多いかもしれません。

だけど、なんとなく、朝起きにくい。いつもやっていることを身体がだるくてできない。そういうのを心は敏感に察知して自分の気持ちを抑えているのです。

気持の弱りへの対策

このような症状に対して、みなさまどうされていますか?

身体がだるいから予定をキャンセルしようとか、夜寝苦しくてしっかり眠れてないから、たっぷり寝ようとかそういう、休める方向にはいってしまう方が多いのです。また思考もネガティブになりがちなので、なんとなく、悪い方向に考えてしまったりして、行動ができにくくなったりします。それは悪循環にはまっています。

それでは、おそらく疲れはとれず、逆に夏の身体への移行を阻害してしまう可能性すらあります。この時期を上手く過ごすことが夏元気に活動的に動けるための肝でもあります。

いくつか対策を上げましたので、取り入れてみてください。

※この時期の不調にも様々理由があります。また心の不調がかなり深刻になっている場合は、別になりますので、十分にその事を理解していただいた上で実行くださいね。

対策

・朝、少し早起きする。1時間~30分くらい

ほんの少しでいいです。できれば、この時間に掃除をするとか運動をするとか身体を動かせるといいですが、難しいようでしたら、お風呂に入るのもおすすめです。シャワーでもいいです。寝ているときにかいた汗をしっかり流してください。

もちろん、自分にとってやりたいことをやってもらってもいいです。朝、日が昇るのがはやいです。活動時間をしっかり増やしてください。

・汗をぬぐう

汗をぬぐうことがとても大切です。できれば、温かいおしぼりで、汗をかくたびふけるといいですが、そうもいかない場合は、水を入れたスプレーを持って、身体にかけて拭いてください。さっと汗がとれます。汗が冷える前に拭うように気を付けてください。

・首回りを冷やさない。

スカーフ一枚持ち歩いて、冷房のあるところでは必ず首を守ってください。この首の冷えが一番メンタルにきます。職場等が寒いと、だるくなってやる気がなくなってきませんか?
最近は、教室にもエアコンが入っております。暑いので仕方ないと思いますが、たいてい、教室でエアコン使いだして数日すると、子供の疲れがとれなくなります。汗をかいたら、拭いてといってもなかなか難しいので、首にタオルを巻いてもらっています。


この時期が本当に弱い!という方は全部される事をお勧めしますが、できる事からやってもらえればと思います。

夏は活動の時期です。暑いですが、めいっぱい、動ける時期でもあります。
夏はもう少し!

自分のやりたい事を全力でやる時期として活動できますように、この時期をしっかり過ごしてください。

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日本ホメオパシーセンター京都京田辺 結恩