0才児の発信力

おじいちゃん、おばあちゃんが、泣いてる赤ちゃんを抱っこして
あっという間にあやしてくれた経験ありませんか?

昔は経験の差だと思っていましたが、
今は、赤ちゃんからの発信を敏感に感じることができるからだと思っています。

親だってそれは感じられると思うのですが、これには余裕がとっても大切で、初めての育児だったり、家事や他の子がいたりするとなかなかできなかったりするなと思います。
自分の、こうして欲しいという思いの方が勝ってしまう。。。

赤ちゃんはびっくりするぐらい沢山の事を発信しています。

子どもによって、抱っこして!という子もいれば、他の世界を見せて!と言っている子もいます。おしゃべりがしたい子もいます。

抱っこしてあげると、あっちに行って。こっちに行ってと言い出します。
まるで、世界中を見て回りたいみたい。歩行反射というのがありますが、それをやりたがる0才児も多いです。

でも逆で、この場所を、不安がっているあかちゃんもいます。
ここどこなんだろうって一生懸命みているあかちゃん。全く動かないで、
ぎゅーって何かを握りしめています。
そんな子には、不安なんだね。大丈夫だよ。って声をかけてあげると、
少し緊張がゆるむように思います。余計驚かせちゃう場合もありますが。。。

このように、沢山の事を0才の赤ちゃんも発信しています。


だけど、、、
私は、親の時はほとんどわかりませんでした。
なんでわからなかったんだろう?

家事や育児に追われて、早く寝て欲しいとか、機嫌よく遊んで欲しいとか、そんなことばかり考えていました。
そのくせ、こういう育児がいいという思い込みばっかりが頭にいっぱいで、そればかり気にしていました。
自然育児と関係する講座に片っ端から行って話を聞いたりして、今その知識は役に立っていますが、子供にとっては、自分の話を聞いてよと思っていたでしょう。。。

よく、私の父が私の子供、孫を変な形で抱っこしていました。
外側を見せるような姿勢で抱っこするのです。まだ身体の柔らかい赤ちゃんだと、不安定に見えて、なんで、そんな恰好で抱っこするの?と思っていましたが、きっと子供の声をきいていたんだろうとおもいます。
外を見えるように抱っこして欲しいって言ってたんだろうな。

私は、わりと子供を抱っこしている事が多かったけど、
それは抱っこがいいって、お母さんと離さないほうがいいって本で読んだからでした。
スリングに入れて、(スリングは赤ちゃんが落ち着くと聞いたので)
外は見えない状態でした。
いつも抱っこしてたけど、ちっとも赤ちゃんの声きいてなかった。
泣いたらおむつかおっぱいだと思ってた。そう、助産師さんが言ってたから。。。

なんで、もっと赤ちゃんの話を聞かなかったんだろう?
誰かが言うことより本人が言うことの方が正しいに決まっているのに。。。

今では、当たり前にわかる事が、その時は分かりませんでした。


赤ちゃんに出会うと、ついついお話してしまいます。
いろんな赤ちゃんが、いろんなことを教えてくれます。

親だって、赤ちゃんの声聞けると思います。すでに聞いている方もいると思います。
もし、聞けないという方は、
こうしたらいいとか、ああしたらいいとかいう、頭の情報を全部だして、
そして、毎日の生活に余裕を作ってもらえればいいと思います。
とはいえ、、、

先日、ベビーキャリーに入れられて、寂しそうに、抱っこして欲しそうにしている赤ちゃんに、抱っこしてもいい?と保護者の方に声かけたら、ベビーキャリーに入れるの嫌がって、いまようやっとおとなしく入っているので。。。といわれました。

その気持ちがわかる!

赤ちゃんとの生活は、肉体的にも精神的にも重労働で、さらには、この子育てでいいのかという不安との毎日だと思います。
私も、少しでもよい育児をしようと育児書などを読むために、子供に早く寝て欲しいと思っていました。そんなことを考えるとどんどん、大変になっていくと思います。その思考に入ってしまっても、その先にはなにもありません。

一呼吸おいて、赤ちゃんとコミュニケーションをとるとずいぶん楽になっていくと思います。親だって一杯やりたいことあるとおもうけど、13か月になるまでは、赤ちゃんを優先して生活できると理想だと思います。そうしたら、自然と余裕もうまれます。

この時期の、コミュニケーション、本当に大切です。
きちんとコミュニケーションをとることで、幼児期の育てやすさにも関係していきますし、最終、思春期までその影響は残るのです。


0,1,2の赤ちゃんを子育て中の方には、親子クラスというのをしています。

育児中は、様々な事が不安だと思います。余裕がなかったり、困り事がありましたら、
お問合せください。

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日本ホメオパシーセンター京都京田辺 結恩