10月 秋の過ごし方

10月に入って、急に秋になってきましたね。
久しぶりに、寒いという感覚を感じて、
なんだかうれしいような。
夏も好きですが、冬も好きで、はやく寒くならないかなとわくわくしています。

草木が変化してくる時期。

「ちいさい秋みつけた」という歌詞の歌がありますが、
この時期、周りの自然の変化を見てみてください。街路樹の紅葉はもちろん、道の端っこに育っている雑草も、茶色く枯れてきたりします。
毎日通る道のそんな草木の変化を見て過ごしてもらうのが、
心の変化につながり、身体の変化にもつながっていきます。

秋になったよ。
冬の身体になる必要があるよという合図を身体にどんどん送ってあげてください。

感情に目を向ける

季節の移り変わりの、ちょっとしたことに目を向けるだけでも、
有効なのが秋の特徴でもあります。

それは、心が大きく動く時期だからです。

イライラしたり、鬱々したり。ちょっとしたことが悲しかったり、
人といるとなんだかゴタゴタもめごとがおこりやすい時期でもあります。
一方、感動したり喜びがあったり、うれしいことを感じやすい時期でもあるのです。

なんだかふさぎ込みがちだったら、自分が楽しいと思う場所に行ってください。
イライラいするなら、ストレス発散できる場所に行ってください。

行動で、感情はコントロールできます。
そう思うと喜怒哀楽なんて、全部同じようなものですよね。

心のエネルギーが活発に動いているだけなのです。

どういう形で、心を動かすか、それは自分で決められるのです。

水分をたっぷり

水をたっぷりとったほうがいい季節でもあります。
夏は、言われないでも飲んでいた水を全然とらなくなっていませんか?
寒くなると身体は乾燥してきます。
身体の乾燥には気づきにくいので、積極的に水を摂るようにしてください。

今日は、暑いぐらいだな~という時は別にとらないでもいいです。
でも、木枯らしが吹くような寒い時は、洗濯物がよく乾くように、身体も乾いていきます。
水で湿らせてあげてください。

水が一番ですが、とりにくかったらお茶でも、自分に合う温度があると思います。

視力が落ちたり、寒いはずなのに、顔が赤く火照るなどというのも水が足りない可能性があります。そうなる前に気を付けてください。

咳の季節

9月の話でも少し紹介しましたが、本格的な咳の時期に入ってきます。
もし、毎年この時期咳が出てつらいという方がいましたら、手足をオイルマッサージしてもらうことで少しは防げるかもしれません。皮膚からの乾燥を防ぎます。

お子さんの場合は、朝にされるといいです。

この時期、下痢をする方も多いとおもいます。
その下痢は続いても焦ることはありません。下痢した場合は、咳はそれほどひどくならないはずです。頻尿になる方もいるかもですが、それも冬の準備と思ってください。

咳が出てきてしまいなかなか良くならない場合も、あまり焦らず、首回りを温めて過ごすようにしてください。夏の終わりに冷えたものが出てきています。
身体をしっかり動かすようにして様子を見てください。
あんまり続くようだったら、日記を書いたり、歌を歌ったりしてみるのもよいかもしれません。水分も摂るように気を付けてください。

とはいえ、身体は、一度乾燥すると、なかなか水分を受け入れてくれません。
そうなる前の今の時期のお水が大切になります。


秋が過ぎたら、冬がやってきます。
夏、暖かさに緩んでいた身体がぎゅーっと内向きになって寒さをいれないように固まってきます。心が沢山動く時期ですので、いろんな体験をしたり、美しいと思うものに出会ったりして、様々なものを取り入れてください。
昨年とは感じ方が違ったり、好きだったものが層でもなくなっていたりするかも。
それは心の成長です。一歩一歩、毎年成長していきます。

そして、暗い冬がやってきます。
自分の内面に深く降りていくことができる時期でもあります。
夏に身体を動かし、秋に心を動かして、蓄えた新しい自分と向き合い、
来年に向けての準備をする冬になります。

これから、次の年にむけてどんな自分になりますか?


<a href="https://pixabay.com/ja/users/geralt-9301/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=111315">Gerd Altmann</a>による<a href="https://pixabay.com/ja//?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=111315">Pixabay</a>からの画像

日本ホメオパシーセンター京都京田辺 結恩