8月の過ごしかた

6月に梅雨あけの中、7月の過ごし方を書きました。

このまま8月も暑いと思うと、8月の過ごし方は、どう身を守るかという話になるのでは?と思って、立ち止まっていました。迫りくる危機に対応する、受け身な内容になりそうだなと思ったのです。

ところが、祇園祭の山鉾巡業前祭の翌朝、窓を開けた途端、「夏が来た!」と感じました。

私の夏の食べ物は、お茶漬けなのですが、お茶漬けが食べたくなったのです。

6月に梅雨明けというびっくりするような事態に、季節がおかしくなっているという不安。そして、夏が2ヶ月以上あるかもしれないという、先の見えない恐怖を感じていましたが、やっぱりちゃんと祇園祭の頃に夏がきた。そして、夏はここから1ヶ月。そう思うと、心も体もゆったりとした気持ちになり、急にリラックスできました。

猛暑の食べ物

夏風邪ひきました。という連絡をもらう事がちらほらあります。お話を聞くと冷房に負けてしまっている感じ。とはいえ、この暑さ冷房とは仲良く付き合うしかないですよね。こういう方は、食べ物の話をします。
暑さで食欲がなかったり、料理で火を使うのが嫌で、簡単なもので済ましていたりしてしまう時期でもありますよね。

簡単なものですますのはいいです。
でもタンパク質とってますか?簡単なもので済ますという時、炭水化物ばかりとってしまいがちなので、そこは注意が必要だと思います。

そんな時、いいなとおもうのは、味噌
かなり良質なたんぱく質がとれます。

お味噌汁にお豆腐をいれたら、プラスでタンパク質とれます。
さらににぼしやらかつおぶしやら、お味噌汁って結構タンパク質の宝庫です。

火を使うのは嫌!というのであれば、おかずみそ

味噌にみりんとネギやしそなどの薬味を切っていれるだけ。それをきゅうり等野菜やお豆腐、ご飯にのせて食べてください。さらに、ここにかつお節や干しエビなどを入れたらさらにたんぱく質がとれます。
のせたり、つけたりするだけでなく、調味料としても使えるので、炒め物や、あえ物。
そして、お湯をわかして、味噌玉のようにこの味噌を溶かしてもおいしいです。その際は、おぼろなど、昆布や海藻を足すとよりおいしい~

だしというのも夏をしのぐのには使えるようです。タンパク質のエキスですものね。
沖縄では、ぬちぐすい(命の薬)といわれるものがあり、もしかしたら、いろんな食べ物を指すのかもですが、ある方は、ぬちぐすいだよといって、こんぶとかつおぶしにお湯をかけて醤油をいれたスープを出してくれました。暑い時期、簡単にできて、我が家では、ぬちぐすいへ梅干を入れたものをよく作っています。

夏風邪をひきやすい方は、タンパク質について見直してみてください。
だし茶漬けにして食べてもいいですよね。

残暑に向かう

本当に暑い日が続いています。ここ京田辺は38度の日が続き、車の温度計は40度以上を指すこともあります。そんな暑い中、残暑なんてとおもわれるかもですが、夏の終わりは近づいています。夏もお盆までです。風がかわるはずです。

もちろん、その後も気温的には暑い日がつづくかもしれません。でも、確実に季節はかわります。冷たいもの。身体を冷やすものお盆に向けて少しづつ減らしてください。

特に8月のお盆が空けたら、身体を冷やす食べ物やきんきんに冷えた水なども控えたほうがいいです。ここで冷やしてしまうと、秋に喉の不調や咳になります。これが季節が変わるときのコツです。秋の体調がぐんとかわります。

自分の未来は自分で決める

とはいえ、まだまだ暑いので、冷たいものをとらないのは、難しい部分もありますよね。
無理なくしてください。

ちょっとくらいは、といっても、秋に咳がでるだけだという気持ちでいてもらっても大丈夫です。

ここの季節の話で書くことは、過ごすうえでのヒントです。
知っていて、少し意識するだけで次の季節につながっていきます。
お盆の時期は、まだまだ暑い時期です。

冷たい麦茶や身体を冷やす野菜がたくさん食べたい時期です。
暑い~だから、冷たいものをとる。でも身体冷えるかな?どうしよう?
先日も冷たいの飲んでお腹いたくなったしな。だけど、暑くて無理だし、冷たい麦茶をぐびぐび飲んじゃおう。となると、それはすべて受け身で生活することになってしまいます。
防戦一方になっているのです。

自分で選び取るというのが大切です。

次の季節が来る前に、これをしておくといいという事を意識する。

お盆になったから冷たいのは控えよう。でも、暑い。まあ麦茶くらいはいいかな。そのかわり、スイカはもうやめておこう。こんな感じでいいんです。

気を付けてやめるやめない。それは自分で選べばいいのです。受け身ではなく、自分の選択は自分で決めるという姿勢こそが大切なのです。

そうやって、季節に対して一つ一つ対処しているうちに、自然と自分の身体に余裕がでて、季節に対して影響を受けにくくなっていきます。また、季節の巡りを楽しめるようになっていきます。

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