どうしてわからないの?

子育てをしていて、子どもに対して、「どうしてわからないの?」と思うことありますか?
私は、たくさんありました。

一人目の時、一生懸命、何度も説明して、それでも理解してくれない子供に、
なんでわからないのだろうと考えこむことがありました。

当時、今より若くて、子どもに近かっただろうに、もう子供の気持ちが分からないでいたのです。

芋虫から蛹になって蝶々になる。

人間は姿が変わらないですが、このことをよく意識します。
蝶になってしまったら、芋虫だった時の気持ちはわからないのです。


今、「どうしてわからないのだろう?」と言っている方を見ると、
なんでわかると思うの?と伝えてしまいます。


子どもと大人は違います。

子どもは子供の成長段階の中で生きています。大人にとって良いことも子供にとって良いとは限りません。
例えば、大人にとっては、言ったことを守らなかったり、いい加減にごまかすことは、大した事ではない事だったとしても、子どもにとっては、大きなショックだったり、理解が追い付かないことがあります。

その一方で、大人が見ると残酷な行為を子供は平気でしたりします。

だけど、子どもの時残酷な行為をするから、大人になってもするということはありません。

子どもの時期にしか感じられないことがあります。大人にならないとわからないことがあるように。

だけど、子どもは、大人のいう事を聞こうとしてくれています。
わかろうとしてくれているのです、わかろうとしてくれているのに、わからないのであれば、それは、分かる必要がなかったり、何らかの理由で分かることができないのだとおもいます。

わかることはないという事に気が付いて気付いてください。

「どうしてわからないんだろう?」というのは、大人同士でも思う事ですよね。
一生懸命説明しているのに、わかってもらえない。

それは、もともとの価値観が違ったり、考え方が違うから。

違う中で、どうしていけばいいのか考えていければいいですよね。

それと同じように、子どもとも、芋虫や蛹や蝶のように、まったく違います。
違う中でどうしたらいいのか、わかってもらおうとしないで、子どもができる方法を探せるといいですよね。

まず、相手を分かることはできないという事に気が付いてください。
それは残念ではありません。分からないからこそコミュニケーションをするのです。
話し合って、お互いにとってよりよい道を探すのです。

それでもやっぱり「どうしてわかってくれないんだろう?」

「どうしてわかってくれないんだろう?」と何回も思うようでしたら、

まず、自分は分かってほしいんだなと思ってください。自分のことを分かってもらえてないと感じているのかもしれません。

自分のことを100%理解してくれる人なんていません。自分が自分をわかってあげてください。まず、自分がどう思っているのかを自分で理解してください。

怖がりなところがあるのかもしれません。
思うように周りが動いてくれないと不安を感じるのかもです。なので、いろいろ考えて、分かってもらって進みたいのかもです。

だけど、そんなに完璧に物事はすすみません。それより、自分が分かってないことも、誰かがサポートしてくれてうまくいっている事の方が多いです。

完璧に考える事なんてできないのです。自分や世界を信じてください。

それとコミュニケーションをあきらめないこと。分かってもらえないです。でも、よりよい未来は作れます。

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日本ホメオパシーセンター京都京田辺 結恩