お子さんの相談

子供に気になる症状があり、子供の相談をしたいという場合、
最初に保護者の方に相談会を受けてもらっています。
めずらしいかもしれません。

もちろん、親であれ、子であれ、別々の個体であると思います。

実際、親が思うように子供を育てることなんて不可能ですし、親の影響で子供はこうだと思うこともありません。生まれ持った素地というものがあり、その上に環境があり、子供は育っていきます。

子供だけ相談会を受けてもらうことがダメということではないです。それはそれで、それなりの結果が出ると思います。でも、親も一緒にやることで、全然また違った結果がでますし、早いと思うということなのです。

その理由は、親と子供は複雑に絡み合っているからなのです。
何度も言いますが、単純に、親の影響が子供にいっているということではありません。2本の糸のからみをとるのに、片方だけ動かすより、両方動かしたほうが早いというだけの話です。それは、どちらが悪いとかどちらの影響ということではありません。親子は近いので、お互い絡み合っていることが多いのです。だから、親が変わると子がかわるのです。それは、血のつながり等関係ありません。その子が保護者と思う方とその子の関係です。近しい人との関係です。

どちらか一方しか受けられないという場合は、親に受けてもらうことをお勧めしています。

子供は、まだそれほど複雑な問題を抱えていませんが、大人は、複雑なものを持っていることが多いからです。

不思議なのですが、親の相談会をすると、子供も変化してきます。それは子供だけではありません。周り全てが変化してきます。それが、ホメオパシーのすごいところだと思います。水に水滴を落とすと、広がる波紋のように。

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