季節があっという間に移り変わっていくと感じています。つい先日まで暑いと思っていたのに、もう寒さを感じるようになりました。
この時期は暖かい水分をとることがとても大切です。
野口整体では、スープがこの時期、身体に入りやすい水分ということで、スープをたっぷり摂ることを勧めています。確かに、スープがおいしい時期でもあるので、けんちん汁やミネストローネなどせっせとスープを作っています。
我が家では、朝食をうどんにしたりします。おだしをたくさん作っておけば、朝はうどんをゆでるだけです。身体も温まりますし、水分もたっぷりとれます。
お茶の時間を意識的にとるのもお勧めです。
カフェイン類は、どうしても利尿作用が高く、すぐに排出されてしまいますが、紅茶や番茶などに、しょうがをいれて身体を温めることもできます。夏の勢いもあり、活動的に動くこともよいことですが、身体ばかり忙しく動いてしまうことになりがちです。水分を摂ると同時に、心にとっても豊かな時間をプレゼントすることで、内側が豊になってきます。ゆっくりした時間は、冬への入り口にもなります。
水分は、食べ物からとるほうが吸収しやすいです。果物も美味しい時期ですが、どれも利尿作用が高く、カフェインと同じで、排出の力が強いです。そんな中、お勧めの食べ物は大根。寒くなってきた時にひく風邪の多くは、水分不足から来ているので、昔から、寒くなると、風邪予防に炊いた大根を食べるようにいわれています。
この時期は、少し厚着にした方がよいです。身体が寒さに慣れていないので、この時期薄着で冷えを体にいれると、身体への負担が大きいです。しっかり寒くなって身体が冬になったら、逆に薄着にしても大丈夫です。
お子さんをお持ちの方へ
子供は、小さければ小さいほどこの時期、機嫌が悪くなることが多いようです。それは、寒暖の差に体力を奪われてしまうから。心地よい気候の時期でもあるので、外遊びを楽しむのにぴったりの時期ですが、がくんと気温が下がり、身体が急に冷えてきます。2歳までは2時。3歳までは3時。4歳以降は4時、この時期は、外遊びの時間は、この時間までを目安にしてあげるといいと思います。
また、もうすこしすると、からっ風が吹いてきます。このからっ風をあびすぎると小さな子供の身体はあっという間に乾燥してしまい、風邪をひいてしまいます。特に、小さいうちは風の強い日は、雨の日と同じと考えて、室内で遊ぶか、風がよけられるところで遊ばせてあげてください。
どうしても、外でしっかり遊ばせたいのであれば、遊ぶ前にオイルマッサージをして、オイルをしっかりつけておくのもよいです。特に、服から出る部分にたっぷりぬってあげてくださいね。
冬は、楽しい行事がたくさんある時期でもあります。冬の初めの体調管理に気を付けて、たっぷり、冬を楽しめるといいですね。
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